空。


 休みだぁー。

J1 第28節:浦和 2 - 1 大分
得点者:4' ワシントン(浦和)、60' 藤田義明(大分)、68' ワシントン(浦和)


 しかし、なんとまあ。これでもまだ勝つのかという。
 7連戦最後の浦和。もうスッカラカンですよ。ここまでスカスカではエネルギの配分などしようもない。新潟戦あたりからかなりキてる様子はありましたが、ついに城南戦で予備タンクまで使い果たしたみたいです。この日先発外れた山田さんは体重4kg落ちたとか。で、どうしたもんかというと、まあ、基本的には何もしてませんでした。ただそこにいた。駒場の酷いピッチに対しても抗うことなく、徒手空拳で立ち尽くす姿は、そのまま秋の済んだ空気と一体化するんじゃないかという。同点に追いつかれた直後に勝ち越し点取り返したのも、自ら掴んだ結果というより、勝手に空気が流れたという感じでした。
 あまりボンヤリしたことばかり言ってもしょうがないので、特に勝因を挙げるとするなら、オジェックのFWローテーション起用が当たったということになるでしょうか。几帳面にローテ組んだことで、まだ他の選手よりはエネルギに余裕あるFW3人を、連戦の最後であるこの試合で同時起用し、ワシントンが2得点、右サイドに回った永井が1アシスト。ワシントンについては、先の更新で一人だけチームで浮いてると言いましたけど、それは一人だけエネルギに特に余裕があったということでもあります。夏場、ブラジル帰ってましたから。
 あいかわらず、堀之内が交代で入ろうとピッチ横まで出ていったのに結局入れないままタイムアップになってションボリするなど、選手交代は鈍いにもほどがあるオジェックですけど、先発メンバの選択については芯は外してない印象です。負傷の坪井の代わりに、ちょいちょい使われてた堀之内ではなく、ネネを唐突に先発起用というのも意表衝かれましたが、なかなか面白い選択。ここは勤勉な堀之内より、普段から浮世離れしてるネネの方が確かに合ってたかもしれません。
 ともかく、連戦お疲れ様でした。ゆっくり休んで、俗世に帰ってきてください。山田さんはしっかりご飯食べて。小野、相馬もしっかり怪我治して。ああ、ナビスコ負けててよかった。