最後の山、というか穴。

 フフン。これまでは上手くいっていた相手、状況に合わせる戦い方でしたが。落とし穴が最後に待っていました。

J1 第33節:浦和 0 - 1 鹿島
得点者:66' 野沢拓也(鹿島)

天皇杯4回戦:浦和 0 - 2 愛媛
得点者:65' 田中俊也(愛媛)、82' 田中俊也(愛媛)

 降って湧いた数的優位という状況に合わせようと、無理にテンション上げようとするも体が付いていかずにすっ転んだ鹿島戦。平日夜、寒々しい雰囲気のスタジアム、J2下位相手の天皇杯初戦という状況に合わせすぎて、ただただ低レベルだった愛媛戦。必然の2連敗でした。勝つしかない週末の横浜FC戦は、最後の精神力を振り絞ってくれると思います。思いたい。とりあえず、ワシントンは空気読むように。イライラして、一人で違う方向に精神力消費したりはやめてくださいませ。あと、永井は空気読まない一撃を。
 精神的なこと以外も書けば(このチームはほとんど精神的な何かで出来てるんですけど)、この2試合、大きな敗因は山田さん、平川という1番手を欠いてる両サイド(もう一つ、闘莉王の雑さ加減というのもあるんですが、あの野郎は最後、出場停止なので放っておきます)。相馬・細貝は、愛媛戦では攻撃面で全く機能しないだけでなく、守備でもきっちり1失点ずつ絡むというボロボロぶりで、ちょっと使えない状態。ワシントン・永井という重い2トップを支えるには軽量すぎますし。清水戦では悪くなかった相馬ですが、孤立しやすい3-5-2だと途端に判断の悪さから自壊。勝手に「勝負するか、しないか」の2択で考えられても困るんですけど。しかも、その2択で答え間違ったり。細貝は、持ってる能力からすれば山田さんのバックアップには一番合ってそうなのですが、ここまでろくに使ってこなかったおかげで、連携(特に坪井との)が悪過ぎるのがどうにもならない。サイドとCBの連携というのは、今年の浦和のキーなだけに厳しい。週末は、平川は何とか戻ってこれそうなので、その逆サイドを何とかしたいのですが。阿部だと、闘莉王出場停止、堀之内負傷の最終ラインが手薄になるし、岡野は悪くない気がするけど90分は厳しいし。あと残ってるのは…小野とか? 小野、小野かあ。本当は去年同様、天皇杯要員のはずだったんですけど、なくなっちゃったし。やってくれないだろうか。そうすればもう、チャラにしますから色々。