消耗。

 水曜の神戸戦については一身上の都合でお休み。ついでに、この試合についても休んでしまおうかと思いましたが。

J1 第24節:浦和 0 - 1 大宮 
得点者:'60 森田浩史(大宮)


 このところ淡々と相手にカウンタ合わせる作業を続けてきた浦和。で、今回の相手は、色々あって結局「停滞の4-4-2」に戻ってきてた大宮。前節の神戸も4-4-2でしたが、神戸は何というか偏りがなく、普通にちゃんとしてたチームだったので、浦和も普通にちゃんと戦って最終的に地力で押し切れたんですけど。この試合は連戦の疲労感もあってか、カウンタの合わせどころを見つけられず、きっちりと相手の注文通りに停滞。本来、停滞を打ち破るバランスブレイカ役の闘莉王が前節から引き続きどうにもおかしく(F東京戦で頭打った影響?)ズルズルいってる間に、逆にカウンタから大宮DFレアンドロに啓太−闘莉王のところを喰い破られて決勝点奪われるという。G大阪戦の時に「エメルソン出場停止中といったような面子」とか書きましたけど、この負け方も当時を彷彿とさせるものが。おかげでワシントンが戻りやすくなったと言えないこともないですけど。
 それにしても、なぜこのタイミングで相馬を先発させてしまったのか。このところ、途中出場もさせてなかったのに。元々、周りとの関係性に難がある選手なうえ、「なぜここで(平川でなく)相馬?」とサポーターもチームメイトも、おそらく相馬自身も考えざるをえない状況で使われたことで、すっかり重たい存在になってしまってました。これなら、やる気出しすぎて吹っ飛んでる方が全然マシ。交代告げられても不完全燃焼どころか煙も立ちやしないという感じですっかり消沈、大丈夫でしょうか。平川でなく小池と交代させたのはせめてもの恩情だったのか何なのか。この先、相馬が必要になる時があるはずなのに、こんな消耗のさせ方は納得しがたいです。特に理由なく先発外された平川の方もやや不貞腐れ気味ですし、小野もボランチで無駄使いされただけだし。本当にもう。資源は限られてるんですから。