J第26節:浦和2−1福岡@ビデオ。

得点者:'20 田中マルクス闘莉王(浦和)、'45 ワシントン(浦和)、'89 薮田光教(福岡)

「ひとつ言えることは、ずっと一周目のスピードでは走ってないってことだろうな。トップに立ってもう抜かれることはないってくらいに引き離すと、よく、レーサーはエンジンのバルブを調整して回転を抑えるよな」
「エンジンをフルに回し過ぎると、次に走る時にパワーが落ちていることがあるからな」
「ええ、なるべく、予選道中、エンジンパワーのおいしい時期を伸ばそうと、みんなやることですよね。でも、これをやったら、当然レコードタイムなんて出ません」


河合克敏モンキーターン


 昼間に用事あったのでビデオ観戦。結果を知った上でアイドリング状態が延々続く試合を見るのは、寝不足の身には堪えました。生で見てても眠くなりそうでしたが。ただ、得点経過だけ見るとまた夏場のような後半ヘロヘロな試合だったのかと思ったのですけど、思いのほか全然余裕の試合運び。ブッフバルト駒場の芝に文句言ってましたが、ピッチが悪いなりの戦い方は出来てたんじゃないかと思います。リーグ戦終盤を迎えて、「おいしい時期」が過ぎてしまったガンバが勝ち点稼げずヒイヒイ言ってるのに対して、当然のように勝ち点3を積み上げられてるというのは調整が上手くいってるということなんでしょう。心を折る3点目を取れずに、逆に終了間際に1点返されたのはなんですけど。
 次は川崎戦ということで、さすがに流してる余裕はないでしょうから、ハイスコア目指してたまにはフルスロットルでお願いします。

山岸5:ほとんど枠にボール飛んでこなかった。
ネネ5.5:ケガ前に比べて攻撃参加への積極性が増す。以前は、逆側のアルパイがガンガン上がってたから自重してただけかもしれないですけど。ここにきてブラジル人っぽい素軽さを感じさせるようになってきたのは、良いことなのかどうか。
闘莉王7:本当にケガ人ですかあなたは。
堀之内5:状態としては下降しそうなところをギリギリ踏ん張ってるという感じだと思う。ジュニーニョ&我那覇に太刀打ちできるか。
鈴木6:前半はお団子にしてた髪を後半は下ろす。インド帰りでもフル出場。
長谷部5.5:このところ1試合に何度か見せる致命的なミスパスと、打てども打てども腰が回らずとんでもない方向に飛んでいくorタイミング遅れて相手DFにぶつけるかのシュートと。インド疲れか。シュートがダメなのは今年ずっとですが。
三都主6.5:タイミングピタリの飛び出しと、そこから変にこねず早めのクロス上げてチャンス量産。こちらは、だてにインド戦で手を抜いてないというところを見せました。
平川6:これくらい縦へのスピード勝負の姿勢見せて、セットプレイ&黄紙貰ってくれれば文句ありません。
山田6.5:全く調子落ちません。どうしたどうした。ペナルティエリア内にまでガンガン飛び出してくるようになって、怖さも出てきました。
田中5.5:シュート勘はあいかわらず失せたまま。山田が優しいパスでゴール決めさせようとしても、のけぞるような外し方で親切を無にする外道っぷり。自信失ってパスに逃げるよりは外道な方がマシですけど。一応ワシントンのゴールに繋がるシュートはありましたし、ボール引き出す動きもあって、貢献してないわけではないです。
ワシントン6:心を折る3点目を決めれなかったことからしても、ワシントンも調子自体はそんなに良くないような気がする。まあ、それでも1点は決めるんですが。


内舘4:68分、長谷部と交代。この日は守備固め要員としてのボランチ起用でしたが、どうにもアタフタして守備固まらない。控えDFが薄い状況で、内舘に調子戻してもらいたいとブッフバルトは出番与えてるんでしょうが、このままではちょっと厳しい。
永井4.5:77分、平川と交代。こちらもたまには虫干ししないとカビ撒き散らしますから。一本、左足での美しいサイドチェンジはありましたが、これといって見せ場なし。
小野-:89分、田中と交代。時間稼ぎ要員で使うくらいなら、全く使わない方が精神衛生上良いような気が。


MOM:田中マルクス闘莉王