J第25節:浦和5−1京都@TV。

得点者:'14 田中マルクス闘莉王(浦和)、'16 中山博貴(京都)、'22 平川忠亮(浦和)、'40 田中達也(浦和)、'46 山田暢久(浦和)、'83 相馬崇人(浦和)

 久しぶりに大量得点での大勝。と思ったら、坪井がヒザをやって1ヶ月離脱。闘莉王も足痛めて肉離れの疑いありとか。ぎゃぼ。
 大丈夫と言われていたワシントンは、直前で「やっぱ痛い、かも?」と言い出して出場回避。小野は帯同してましたが、ブッフバルトは田中の1トップに、山田とポンテの2シャドーで久しぶりの3−6−1を選択。山田はすっかり信頼取り戻したようです。小野を外してポンテという選択はやや意外でしたが、今の調子では2人の同時起用は危険過ぎる、どちらか一方だけというならケガで休み休みの小野より先発で使ってなんぼのポンテの復活にかける、というのはそれはそれで納得できる判断です。
 そして、これで息を吹き返したのが、ケガ明けから一向に調子が上がってなかったポンテ。CKに、得意の右クロスに、粘っこいキープから山田の独走にと3アシスト。ポンテ不調の原因は、(1)途中出場ばかりでやる気出ない、(2)慣れないFW起用、(3)投入される時にはチームどん引きなので前で孤立、の3つのどれか(もしくは全部)と思ってたのですが。この日は、(1)先発起用でやる気復活、(2)昨季から活躍し慣れた山田との2シャドーコンビでの起用、(3)相手を押し込む展開だから周りのフォローもたっぷり、と問題全てを解消してあげたら、当然のようにちゃんと活躍しました。ふーむ、もっとオールラウンドなタイプかと思ってたのですが、意外と活躍できる範囲が狭いようですポンテ。
 京都の守備があまりにもアレだったというのはありましたが、ワシントン不在の中でポンテ、田中、平川、永井といったここのところパッとしなかった選手が調子に乗れるようなプレイできたのは収穫。せっかく攻撃陣に明るい材料見えたと思ったら、DF陣に離脱が出てしまったというのは痛いですが、まあ、怪我人は出るものです。ここは、今年になってから完全にプーと化してるネネに頑張ってもらいたい。

山岸5:プレゼントキックは心臓に悪いです。
坪井6:攻撃参加にも積極的であいかわらず絶好調だと思ってたら…。ケガの場面はTVに映ってなくて何が起きたかよく分からない(黄紙貰ってるし)のですが、足の張りを訴えて練習休んだという話もありましたし、疲れ溜まってたのでしょう。ここはじっくり治して。で、さっさと戻ってきてください。
闘莉王5.5:セットプレイでは猛威をふるうも、失点場面は田原に競り負ける。
堀之内5:良くも悪くもなく。
鈴木5:一時に比べるとプレイの質がいまいち物足りない印象。また代表呼ばれてどうなりますか。
長谷部5.5:長谷部の調子が戻ってきたので、ボランチ2人の戦闘力としては落ちてないのが幸いです。
三都主3.5:どサンポス。相手が無名だと露骨に手を抜く男。だから怪我もしないんだと思う。
平川6:平川史に残るビューティフルゴール。こんな宝くじ飛び出したら、今年は鈴木のゴールはないでしょうか。
山田7:やる気に満ち溢れてるキャプテン。あのゴールはボーナスみたいなものでしたが、意欲的にスペースを狙って飛び出し、潰しも一時のなんとなくふらっと当たりにいくというのではなく厳しさ戻ってきました。
ポンテ6.5:復調の3アシスト。腐ってたわけではなく、環境を整えれば活躍できる力あることを証明しました。特に、右に流れてのクロスはあいかわらず絶品。
田中6.5:動き回りながらボール受けて、はたいて、飛び出して。ワシントン抜きの1トップ起用で、こちらもエースとしての自覚思い出したよう。


永井6.5:後半10分、平川と交代で右サイド。やる気モード。
相馬5:後半25分、三都主と交代。この日は三都主があまりにもサンポスだったのでさっさと相馬と代えろと思ってたのですが、実際に相馬出てきたら5分でバカファウルしてまた黄紙貰ったのにはもうガックリ。極めてオウンゴールくさいとはいえリーグ戦初ゴール決めたことで調子乗ってくれればいいですけど。
小野-:後半37分、ポンテと交代。既にユルユルな試合展開での投入。こういう空気だと、途中出場でも小野の緩さも存分に出せて楽しめます。


MOM:山田暢久