浦和選手成績簿@'06前半戦 (その3:GK編)

 順調に「その2で早くも飽きる」病の症状が出てきてるので、さらっと書けそうなGK編を先にします。

GK
#23 都築龍太 10試合、合計56.5、平均5.65 (最高6.5、最低5)
#1 山岸範宏 6試合、合計36.5、平均6.08 (最高6.5、最低5)
#28 加藤順大 1試合、合計5、平均5

 こうして数字並べてみると、さらっと書けそうというか、書くことがない。GKというポジションでは珍しく3人も出番があったのですが、5点未満ゼロ=GKで負けたという試合もないですし。
 正GKの都築は、開幕から好調キープ。持ち前の殺気を活かした前への強さを出してピンチの芽を相手ごと潰しつつ、めっきりムラというかポカもなくなり、9試合で6失点と堅守を支えてたのですが。4/29大宮戦、大宮の森田、味方の闘莉王との空中戦で、殺気みなぎるフィスティングでボールごと2人を殴り飛ばしたところまでは良かったのですが、着地の際に膝をグリッとやってしまい後十字靭帯損傷。勝負に勝って試合に負けた、みたいな。無念のアウト。しかし、靭帯痛めておきながら、「ちょっとおかしい、かも?」みたいな顔でヒザをぐりぐり回しながら、その後も前半いっぱいは試合に出てて、普通にパント蹴ったりしてたのだから恐ろしい。あの「ぐりぐり」のせいで、症状悪化したとかなければいいですが。早期の回復を。
 負傷の都築に代わって、現在、先発を務めてるのは山岸。山岸も先発の経験は充分ありますし、都築の負傷前もナビスコ杯では出番もらってましたので、穴埋めは問題なし。平均点でも都築上回るくらいです(GKはチームが攻めっぱなしで出番が少ないと点がつかないので、これで山岸>都築というわけではないです)。あいかわらずキックはいささかアバウトですが、それでも一直線にサイドライン割るようなことは減った気もしないではないです(その代わり相手GKまで飛んでくことが増えたような気もするけど)。GKなのに誰よりも攻撃的な都築が先発で、都築に比べてはるかに温厚な性格(どのGKでも都築と比べたらそれは温厚)で、後ろでどっしり構えるタイプの山岸が控えというのは、つくづく理想的な形だと思います。
 既に突破が決まっていたナビスコ予選の5/21横浜戦にて、4年目にして初先発を果たした加藤。GKを1試合見てどうこう言えないですが、とりあえず横っ飛びとか派手で、フレッシュさは印象に残りました。ヒモもしてたし。