ナビスコ杯予選 浦和0-0FC東京@ビデオ。

得点者:なす。

 今朝のCL決勝。レーマンがみそをつけたのとロナウジーニョが不発だったのを見て、来るW杯、ドイツとブラジルの優勝はないような気がしてきました。じゃあ、どこが優勝するんだと言われると困りますけど。スウェーデンとか。
 そんな最高峰の試合の影で消化試合中の消化試合。既に予選突破決めてる浦和と予選敗退決めてるFC東京という対戦です。ブッフバルトは予選突破決めた前節の後、「次は控え、若手で」てなこと言ってましたが、フタを開けてみたら、代表の坊主3人、ケガのポンテ、都築という使いたくても使えない人たち以外では、鈴木啓太を休ませただけ。あとはほぼ本気の面子で若手とか一人も先発させないという。控えも7人中5人が攻撃の選手とかやる気まんまん。さすがの勝ち汚さです。しかし、ブッフバルトは「首位通過を目指して勝ちに行く」とか言いますけど、この大会の意味不明な方式(A組1位は次はB組1位(たぶん川崎)とやらされる)からすると、どう考えても2位で抜けた方が楽そうなのですけど。次の対戦相手がどうとかじゃないんでしょう。
 で、GK山岸、DFは闘莉王、堀之内に坪井の代わりに内舘。中盤は酒井・長谷部のボランチに、山田・永井のシャドー、左に相馬、右・平川。1トップのワシントンももちろん先発。
 ただ、この布陣ではチームに熱を吹き込む、絶対的な存在であるべき長谷部が、この試合はもう抜け殻のよう。まあ、ションボリするのも分かりますけども。監督の勝ち汚さを体現できるこの日唯一の存在が凹んでいたため、結局、残りの平和主義者たちが主導権を握って消化試合モード全開に。闘莉王も勝ち汚いですが、ブラジル人らしく手を抜けるところは抜く人間ですし、相馬は誰よりもガツガツしてますけどあいにくチームへの影響力ゼロですし。
 それでも、ポコンと一発を当てて勝つかなと思ったんですが。さすがに永井が2戦連続爆発するような奇跡は起きなかった(こういうどうでもいい試合では活躍するかと思ったんですけど)のと、セットプレイのキッカー不在でその永井が蹴ってたりするような状態だったのでは、それもなく。なんとなく時は流れていってスコアレスドロー
 短評はなし。採点するとしたら、守備陣は6、長谷部4、あとみんな4.5とかそんな感じですが。まあ、わざわざ点つけるような試合でもなかった。