気づいたらプレイオフ。

東カンファレンス
デトロイト・ピストンズ(第1シード)−ミルウォーキー・バックス(第8シード)
マイアミ・ヒート(第2シード)−シカゴ・ブルズ(第7シード)
ニュージャージー・ネッツ(第3シード)−インディアナ・ペイサーズ(第6シード)
クリーブランド・キャバリアーズ(第4シード)−ワシントン・ウィザーズ(第5シード)


西カンファレンス
サンアントニオ・スパーズ(第1シード)−サクラメント・キングス(第8シード)
フェニックス・サンズ(第2シー)−ロサンゼルス・レイカーズ(第7シード)
デンバー・ナゲッツ(第3シード)−ロサンゼルス・クリッパーズ(第6シード)
ダラス・マーベリックス(第4シード)−メンフィス・グリズリーズ(第5シード)

 始まってました。結局、今季もレギュラシーズンあんま見なかった。キャブス、クリッパズというドアマット界東西の両雄が出てきたり、それなりに面白そうな面子になってます。
 あいかわらず5割以下のチームが3つもプレイオフに出てきたりする低レベルな東地区。その中でDETは、64勝18敗と白星独占状態でリーグトップ勝率をマーク。不動の面子による堅固な守備と爆発力はなくても勝負どころを見逃さない攻撃。まあ、負けそうもない。あえて不安点を探すなら、フィリップ・ソンダースのプレイオフにおける超人的な勝負弱さくらいですか。あとはプレイが先発5人+マクダイスにほとんど限られてることでの勤続疲労というのもありますが、去年もほとんど同じようなもんでファイナルまで行ってますしねえ。この起用選手が限られてるというのは、ソンダースの采配の重要性の低下にも繋がってむしろプラスな気さえするし。
 対抗馬には、不穏分子を雇い入れて案の定不安定さを増したMIA、無風区のアトランティックDivで勝っただけのNJよりは、ついにプレイオフに出てきたレブロン率いるCLEに期待したいところですが。まだこのチームにはスコティ・ピッペンがいませんので、届かないでしょう。イルゴウスカスは巧いけど線が細い。DETのマッチョどもには適うまい。MIAはシャックの支配力が衰えてきてるのが厳しい。ウェイドがビラップスを圧倒できるようなら勝機ありますけど。NJは嫌。とにかく嫌だ。第5シード以下はまあ考える余地なし。◎DET、○CLEで。
 西のほうも、SAが負けることはないと思うんですが。プレイオフになると頼らざるを得ない場面が増えるダンカンと、昨年の優勝の原動力ジノビリが今季数字落としてるのがやや不安といえば不安ですけど。まあ、ロバート・オーリーいるし。他に何がいるという。
 対抗はどうやら同地区のDALですか。DALといえばプレイオフで頼りにならないチームの筆頭なのですが、どうも今年はあの小憎らしい小さな巨人エイブリー・ジョンソンがHCになって守備が強化されたとかなんとか。んー、点取るのがノヴィツキ、ジェイソン・テリー、スタックハウスでプレイオフ勝ち抜けるとは自分には思えないんですけど。
 あとは、いかにもプレイオフで勝てなさそうなスタイルのPHO、まだ若いDENの第2,3シードは当てにする気になれない。そこと当たるLAの2チームのほうがまだひょっとしそう。レイカーズはPGがスマッシュ・パーカー、Cがクワミさんと頼りないにもほどがあるので、神戸が毎試合40点取らないと無理でしょうけど。あとはプレイオフの鬼・フィル・ジャクソンの神通力がどこまで残ってるかですが。どちらかというと久しぶりにプレイオフ出てきた勢いあるクリッパズの方が面白そう。キャセール、ブランドと内外の軸はしっかりしてるので、あとはマゲッティが爆発して、モーブリが暴発しなければ。◎SA、○はDAL嫌なのでLACで。
 面白そうな面子とか言いましたが、いざファイナル予想するとなるとDET-SA2年連続しか思いつかない。うーん、盛り上がるのはCLE-DEN、レブロンvsカーメロとかでしょうけど、いくらなんでもまだ早い。DET-SAの再戦となれば、今年はDETが勝つじゃないかな。