帰ってきたオートマティカ。

 (http://www.tsp21.com/sports/nfl/news2006/0406.html)
 うーん、名古屋戦後、雨に打たれてからというもの体調悪い。ゴホ。
 さて。懸案されてたアダム・ヴィナティエリの後釜。一時言われたポール・エディンジャーではなくマーティン・グラマティカ兄に決定した様子。グラマティカ兄ですか。なんだか懐かしい名前。というほど、年いってるわけでもないですけど。
 グラマティカ兄というと。タンパでのデビュー当時は安定したキックで、オートマティカなんて言われてプロボウラーにまでなりましたが、チームがSB制した次の年の2003年シーズンは、やたらと失敗、というか相手にブロックされまくり(ブロックの鬼・ジュリアス・ペッパーズとかにやられてた)、チーム低迷の一因になってた記憶が。その後、確かINDでキックオフ専門という窓際仕事においやられ、なおかつそこで失敗してたのを見かけましたけど。弟ビルもARIでKやって兄弟キッカーとして一時話題になりましたけど、いつのまにかすっかりフェードアウト。確か、弟はキック決めた後ハシャギすぎて大怪我とかしたんでしたっけ。昨季はどうやら兄弟揃ってプーだったみたい。
 生涯FG成功率はグラマティカ兄は76.5%で、エディンジャーが75%。前任のヴィナティエリが81.9%ですから、単純に数字だけ見てもヴィナティエリの穴埋めは厳しいところ。ましてや数字以上の活躍をしてたのがヴィナティエリですから。グラマティカ兄も数字落としたのは2003年以降で、それ以前は平均80%超決めてるだけに、NEとしては毎年平均して悪いエディンジャーよりはグラマティカの復調に賭けたいということでしょうか。アルゼンチン出身で、温暖極まりないタンパで活躍してた選手が、極寒のボストンで復活するとは考え難いんですが。いっそ弟もこっそり雇ってしまって、毎試合兄弟2人で話し合わせて調子良い方が蹴るとかすればいい。給料は兄弟あわせて1人分。


(追記)
 (http://www.nfl.com/teams/story/GB/9341914)
 同じく正Kライアン・ロングウェルを失ったGB。こちらは、DALでホセ・コルテスのライバルとして競うように外しまくって、交互にクビになってたビリー・カンディフを獲ったとのこと。いまだに去就を決めてないブレット・ファーヴは、現役続行の条件として「勝てるチーム作り」を求めてるそうで、このカンディフ獲得がファーヴ引退を決定付けたりしなかればいいですが。