J第2節はこんな感じ。

第2節(3月11日)
浦和 3-1 磐田
千葉 2-2 甲府
新潟 2-0 F東京
清水 2-0 名古屋
鹿島 0-3 横浜FM
京都 2-7 川崎F
福岡 1-1 大宮
第2節(3月12日)
大分 1-1 広島
C大阪 1-6 G大阪

 際立つは、やはり2試合連続爆勝の川崎。相手が新潟、京都ですからハマッた感もありますけど、マルコン化け物説も噂されており、当面はあまり近寄りたくない相手。浦和が当たるのは7月とずっと先なので、その頃までには調子落としておいてください。
 逆の意味で際立つのは、大宮、甲府相手に1敗1分スタートと逆噴射気味の千葉。どっかの抜け作が「序盤のスケジュールはスタートダッシュのチャンス。W杯休みまでに首位を突っ走ってるようなことも充分ありそう」とか言ってましたけど、どうなってるんでしょう。ねえ。
 そしてダービーでセレッソをボロボロにしたガンバ。まだまだフィットに時間かかるかと思ってたアグノマウベスがハットトリックしてるし。良かった、浦和はフィットする前に当たっておいて。明神、橋本のダブルボランチで、遠藤を前にあげるというのはなかなか良いアイデアに見えます。あと「4バックには向かないから」と上手いこと理由つけて、宮本外したのも。西野も侮れませんね。
 対するセレッソは、やはりファビーニョの穴がずっぽり。河村ではねえ。なんで山田卓でないんでしょ。右サイドのピンゴも今のところハズレ気味。最後の方はみなげっそりしてました。折角なので、元気ないまま、第4節までしょんぼりしていてください。
 FC東京は新潟に完敗とか。半端なポゼッション型というのは、速攻型には一番美味しい相手だというのは、FC東京自身が一番分かってそうな気もしますけど。ポゼッション型というのは相手を見下した戦い方。無理に見下そうとして背伸びしたところを、足下すくわれてスッテンコロリンと。とりあえず、前3人を外国人FWで固めるのは、ポゼッションとは真逆の前後分断サッカーへ傾く危険が高いので止めた方がいい気がします。
 あとは…清水の新10番を背負う新人・藤本。早速、ゴール決めてたりしましたが、その活躍ぶり以上に、試合後のインタビュウでの喋りぶりが壮絶にアホっぽくてビックリした。誰か教育した方が良いですあれは。
 教育といえば、J2札幌のフッキ。強烈なショートアッパーをみまってダブルKO、柳下監督激ギレ(当たり前)。あのパンチはシャレにならないような殺気がこもっていましたとも。教育というより更正な。
 あと東京Vが湘南に負けたり。湘南の2得点は横山という、大宮クビになった選手ですねこれ。去年、何度か見ましたが、とても頑張れる好選手だけど、J1でやるには能力のフローチャートがいささかこじんまりまとまり過ぎてるという、いかにも昇格1年目のチームっぽい選手で。J2戻ったのは本人にとっても良かったんではないでしょか。同じような印象の選手に茂木(広島→神戸)とかも。
 なんとも今年もJ1もJ2も大変そうです。